【林先生が驚く初耳学】空腹時に運動すると痩せにくい理由

2017年5月14日の林先生が驚く初耳学は、定説を覆すダイエットの真実。

ササミは要注意！

肥満の原因は、糖質と脂質の摂りすぎ。
ササミばかり食べているとビタミンＢ群が不足して、糖質と脂質が代謝されずに太りやすい体質になるそう。

糖質制限はリバウンドする！

糖質制限ダイエットは、２人に１人がリバウンドするとのこと。
糖質は脳にとってとても大事なものなので、糖質の極端な制限は脳が糖質を欲しがるので、結果的に我慢できなくて長続きしません。

空腹時の運動は痩せにくい！

空腹で運動すると痩せにくいとのこと。
ほぼ同じ体格の双子で検証したところ、１か月同じ運動と食事量に関わらず、運動前に間食をしたＡさんは2.8kg減量できたのに対して、空腹で運動をしたＢさんは0.3kg増加という結果に・・・。

なぜ空腹で運動すると痩せにくいのか？

お腹が空いている時に運動をすると「糖新生（とうしんせい）」が起こります。
空腹時に運動すると、糖新生により肝臓が糖を作り出すため血糖値が上昇します。
血糖値が上がるとそれを下げようとインスリンが出てきて、このインスリンが肥満の原因になるのです。
インスリンは、余った糖分を脂肪として体内に溜め込む「太らせるホルモン」！

つまり、空腹で運動すると、運動中に血糖値が上昇し、運動後の食事でも血糖値が上昇するため、インスリンの分泌量が増加して太りやすくなるのです。

空腹時で運動すると脂肪が燃焼しやすいと言われていますが、インスリンが増える方がダイエットには良くないそう。
運動前にナッツなど200kcal程度の間食をすると、血糖値の上昇を抑えられ、痩せやすくなるとのことでした。